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    • 2010 06 02
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    vol.11 動物のホスピスについて考える

    vol.11 動物のホスピスについて考える

    ホスピスとは元々ターミナルケア(終末期医療)を実施すること、もしくはその施設の事です。ヒトの医療では、いろいろな病気で末期を迎える患者さんに対し、ペインコントロール(緩和ケア)や、心のケアをする場所として位置づけされています。
    私自身も自らの死を考えた時に、すでに積極的な治療法がないなら、苦しみ、痛みを少しでも緩和できるこういったケアを選んで考えたいと思っています。

    当院が、旭神病院にホスピス病棟を併設して早8年目になります。当院がめざしたのは、上記のようなホスピスケアに加え、動物たちの入院生活によるストレスを少しでも緩和し、生きようとする力(バイタルフォース)を引きだして、病気と闘ってもらいたいという願いからでした。
    日々、より良いホスピスのあり方を模索してきましたが、共に寄り添い看護していただいた飼い主の方から多くの貴重なご意見をいただき、ここにきてようやくその形がみえてきたような気がします。

    今年度、緑の森どうぶつ病院は『院内往診』という考え方を提案いたします。ご家族のもとをはなれ、1人入院生活を送る動物のバイタルフォースは弱くなります。ましてや、高齢になればなおさらです。されども自宅療養では、万一の時、即座に治療を受けられるかというとそれも難しいと言えます。病院内に動物とそのご家族が24時間ゆっくりと一緒に過ごせるスペースを提供し、必要に応じてスタッフがリアルタイムに治療ケアをさせていただく。これが『院内往診』のコンセプトです。
    現在、具体的に開設にむけて準備を進めている段階です。一日も早くみなさまにご案内できるよう、スタッフ一同日々の診療と共にがんばっていきたいと思います。ぜひご期待下さい。

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